HTML5の衝撃!CSS Nite in OSAKA に参加しました

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shimanto40
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HTML5の衝撃!CSS Nite in OSAKA に参加しました

年明けから年度末の繁忙期にかけて受けたセミナーや勉強会などについて、何回かに分けて更新していきたいと思います。何時の話やねん!という突っ込みはご容赦を。今回は2月に開催された CSS Nite in OSAKA の話です。

2011年2月27日(日)にマイクロソフト株式会社関西支店セミナールームで開催された「CSS Nite in OSAKA Vol.26」に参加してきました。今回のテーマはズバリHTML5。最初から最後までHTML5漬けで、密度の濃い非常に面白い内容でした。

詳細は以下から。

HTML5ロゴ
2011年1月18日に発表されたHTML5のロゴマーク。

HTML5はこれから必須の技術になってくるのは間違いなく、非常に関心が高い内容だったので即申し込みました。個人的にはshimanto40必携の書「徹底解説HTML5」の作者である羽田野太巳氏に是非一度お会いしたかったというミーハーな理由が多くを占めていたというのも正直な理由です。

セッションのスケジュールはこんな感じ。

  • Internet Explorer 9 RC版。ベータ版から何が変わったのか?
    /春日井 良隆(マイクロソフト株式会社)
  • CSS3とHTML5によるWebデザイン入門
    /秋葉秀樹(合同会社かぷっと
  • HTML5の衝撃~なぜHTML5なのか?HTML5が目指す世界とは~
    /羽田野 太巳(有限会社futomi
  • HTML5プロジェクトの舞台裏~The書道~
    /三井 英樹・吉野 友人(株式会社ビジネス・アーキテクツ

Internet Explorer 9 RC版。ベータ版から何が変わったのか?

2011年2月10日にRC版(製品候補版)がリリースされたInternet Explorer 9 のお話です。

ポイントに感じたのはWindows7に最適化されていること。企業が使用しているPCではXPがまだまだ多いのではないだろうか。IE9を普及するにはWindows7も同時に普及される必要があるのではと感じました。UIやブラウジングは現行のブラウザに比べて非常に速いように感じました。右クリックでタスクバーにサイトを張り付ける機能がmetaデータで簡単に指定できるという機能が面白い。アクセスアップの手法として活用できそうです。履歴の削除もメニューからすぐに消せるようになったりと地味に便利になっている機能も多々あり。管理者キット9で企業用にカスタマイズしたIEを用意することもできるという。

機能云々は大事ですけど、制作からすると他のブラウザとの表示・機能の差異を極力小さくしてほしい、そこに注力してほしいというのが本音ですね。(IEの話だけではなくブラウザベンダー全体の話になるかと思いますが。。。)

CSS3とHTML5によるWebデザイン入門

CSS3を使った実践編でした。グラデーションと変形、Canvasによる画像生成の話。

光と影の捉え方に対する考え方が非常に分かりやすかったです。tranceform に関しては使ったことがなかったので最初はピンときませんでしたが、デモを見ながらだったので分かりやすかったです。グラデのシンタックスが統一されていくというのは嬉しいことです。同じことを何行も繰り返すのは面倒ですし。これからこの流れは加速していくと思いますので、書式に関しては常にアンテナを張っておかないと、すぐに「過去の書式を使っとる」と言われることになりかねません。

Canvasによる画像生成は、日本Androidの会神戸支部とHTML5-WEST.jp主催の「HTML5 x Android アプリ開発ハッカソン」で実際に制作した着せ替えアプリの事例を見せていただきました。簡単な JavaScript とCanvasの組み合わせで面白いアプリが作れるんやなぁとクリエイト魂を刺激されました。

HTML5の衝撃~なぜHTML5なのか?HTML5が目指す世界とは~

良い意味で期待を裏切られたセッションでした。One Web for All という考え方を初めて耳にしました。デバイス・開発環境・プラットフォームを含む「All」。様々な業界までに影響を及ぼすであろう「All」。内容に関しての詳細は、どこまで書いてよいか分かりませんし、中身が濃すぎて書けません。参加したものの特権ってことでご容赦ください。ただ、HTML + JavaScript + CSS は今後も極めていく必要があるなということは強く感じました。

内容もさることながら、羽田野氏の耳触りの良いトーンと軽快な口調、聞く者をどんどん引き込むプレゼン力に脱帽でした。私がクライアントならHTML5を採用しちゃいますね。勉強させてもらいました。

HTML5プロジェクトの舞台裏~The書道~

IE9プロモーションのためのコンテンツ「The書道」の制作を手掛けた方の依頼から公開までの道のりと使用した技術面のお話を聞きことができました。ディレクターであるshimanto40的には、他社の工程を聞ける数少ない機会ですので、三井氏の制作工程のお話が非常に興味深いものでした。納期の短さに対する制作含めた対応の早さや、コンテンツの最終形にいたる行程が素晴らしかったです。あとでお話を伺った際に制作担当吉野氏の調査と対応力の早さが尽力しているとおっしゃられていました。未知の技術でしかもIE9に特化する、さらにFlashは使わずFlash並みの機能を実装するという厳しい条件下での検証の早さは素晴らしいと感じました。ブラウザを含めたデバイスを「劇場」と捉える視点も新鮮でした。

まとめ

羽田野氏もセッション内でおっしゃっていましたが、参加者の熱意とか、HTML5に関して聞きもらすまいとする気持ちとか、真剣さが、一参加者の私にも伝わってくるほどの会場の雰囲気でした。参加した他の方々には負けられません!

しかし。。。疲れたァ。。。



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